【補助金】中小企業成長加速化補助金 新補助金のご紹介①【お役立ち情報】
今回は2025年に実施予定の新補助金ご紹介いたします。
中小企業成長加速化補助金について
日本経済は、賃上げ率・国内投資ともに30年ぶりの高水準にあり、変化の兆しが現れる中、多くの中小企業は、物価高や人手不足などの経営課題に直面しています。経済の好循環を全国に行き渡らせるためには、中小企業全体の「稼ぐ力」を底上げするとともに、地域にインパクトのある成長企業を創出していくことが重要です。
特に売上高が100億円に及ぶ企業は、一般的に賃金水準が高く、輸出による外需獲得やサプライチェーンへの波及効果も大きいなど、地域経済に与えるインパクトも大きいものとなります。
中小企業成長加速化補助金は、こうした観点から将来の売上高100億円を目指して、大胆な投資を進めようとする中小企業者の取組を支援することを目的とします。
【jGrants [1次公募]令和6年度補正予算 中小企業成長加速化補助金 サマリーより】
補助事業概要
項目 | 内容 |
補助対象者 | 売上高100億円への飛躍的成長を目指す中小企業 |
補助上限額 | 5億円(補助率1/2) |
補助事業実施期間 | 交付決定日から24か月以内 |
補助事業の要件 | ①投資額1億円以上(専門家経費・外注費を除く補助対象経費分) ②「売上高100億円を目指す宣言」を行っていること ③その他、賃上げ要件 等 |
補助対象経費 | 建物費、機械装置等費、ソフトウェア費、外注費、専門家経費 |
申請のポイント
「経営力」「波及効果」「実現可能性」の3つがポイントです。
経営力
経営者のビジョンやシナリオが明確であり、経営戦略上の補助事業の位置づけを踏まえて、飛躍的な成長につながることが見込まれるか。
外部・内部環境の認識(資料や顧客動向、自社の強み・弱み、経営資源等の状況など)を踏まえた事業戦略となっているか。
例:売上高正料率、付加価値増加率、売上高投資比率 等
波及効果
産業競争力の強化、イノベーションの創出、地域資源の活用、サプライチェーンへの効果など波及効果が見込まれるか。賃上げへの取組、適切な取引姿勢、女性が活用しやすい職場環境、BCPへの取り組み状況など。
例:賃上げ率、地域未来牽引企業、パートナーシップ構築宣言
実現可能性
迅速に投資ができる財務状況や組織体制が整っており、金融機関などへのコミットメントが得られているか。
例:ローカルベンチマーク、金融機関の審査への同席 等
中小企業庁「中小企業成長加速化補助金」より
事業スキーム

条件・期間
業種 | 鉱業,採石業,砂利採取業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 運輸業,郵便業 / 卸売業,小売業 / 金融業,保険業 / 不動産業,物品賃貸業 / 学術研究,専門・技術サービス業 / 宿泊業,飲食サービス業 / 生活関連サービス業,娯楽業 / 教育,学習支援業 / 医療,福祉 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) |
補助対象地域 | 全国 |
従業員数の上限 | 従業員の制約なし |
利用目的 | 新たな事業を行いたい / 設備整備・IT導入したい / 雇用・職場環境を改善したい |
募集開始日時 | 2025年5月8日 16:00 |
募集終了日時 | 2025年6月9日 17:00 |
事業終了期限 | 2029年3月31日 23:59 |
詳しくは[1次公募]令和6年度補正予算 中小企業成長加速化補助金をご覧ください。