【ご報告】第8回通常総会 当該事業年度における事業の経過及びその成果
令和4年度の日本経済は、コロナによる自粛モードも徐々に緩和されていきました。緩和と同時に徐々に人が集まりだし、少しずつ活気を取り戻していく様子でもありました。なかでも為替(円安ドル高)の影響もあってかインバウンドによる人流が目立ち、観光地は多くの外国人が訪れていて旅行業の方々は忙しくされている状態となりました。
しかしながら、一昨年より原油高に由来する物価高は日増しに高騰しており仕入商材はもちろんのこと電気やガス代などのインフラにおいても前年の倍になるほどの値上げを余儀なくされております。人手不足により仕事が受けられない等の課題に加え、材料が高騰し採算が合わない等の問題が長期化しております。
そのような中、当組合では昨年秋より長くリフォーム業界において指導管理をされてきた方を顧問にお迎えして、今後大きな需要を見込めるリフォーム業に取り組んでいくことで改めて方向性を軌道修正致しました。組合員の各地域における業績を確保することを狙いとして初期指導から展開に向けた指導ができるように準備を進めております。そして組合として組合員のリフォーム売上を伸ばすための戦略や手法、技術などの成功体験を共有することで組合全体の取扱高を上げていけるよう努力していく所存です。組合員のリフォーム取扱高が伸びることによって、大手団体に当組合として加盟し、現場に必須な各資格取得や各種ノウハウや法令に基づく届出や社内ツールなどの支援を受けることができる等々、組合員の方々に多くのメリットを享受してもらえると考えております。
引き続き尽力して参りますので、よろしくお願い申し上げます。
令和5年6月吉日
建設業ビジネス協同組合